2009年7月31日金曜日

生みの苦しみ・・・/仙台・紫山本店

今日で7月も終わろうとしているのに、今日の仙台は梅雨の合間の曇り空。


テラスの芝生にはかわいい「きのこ」まで生えました。


いったいいつになったら梅雨が空けるんですかね~。


毎月月末までの1週間は、来月のランチを決める苦悩の日々が続きます。


試作をしては「ダメだし」をされ、決定するのはほとんどぎりぎり・・・・

野菜などの食材の状況によって、急遽変更!なんてことも。



  8月のランチのお勧めは「夏野菜とモッツァレラチーズのピッツァ」


梅雨明け宣言はまだ遠いけど、夏の野菜たちはしっかりおいしく育っています。




宮城県産のズッキーニがたっぷり入って、パプリカ・オリーブ・バジルオイルが夏の香りを運んでくれます。

もちろんピッツァ生地も天然酵母。

もちもち食感のナポリ風。


イタリア地中海の石を使った石窯に、登米市の森林組合の薪で焼き上げます。
石窯の中は400度にもなるんですよ。


そういえばオープン当初、キャスロンには薪割りのバイト君がいました。

晴れた日にはお店の裏から「パコーン」と薪を割る音が響いていたのです。

現在は登米市森林組合の皆さんのおかげで、くべるのにちょうどよい大きさに切られた薪が届けられます。桜や楢などの広葉樹しか使えません。

薪で温度を調整しながら、一枚一枚手でのばして焼き上げるピッツァは、ランチの立て込んだ時間はちょっとお待ちいただくことになるかもしれません。

    

      夏のおいしさが「ぎゅっ」とつまったピッツァで、
                 幸せなおいしい時間を過ごしてみてはいかがですか。